車のトラブルが起きたら…

もしものトラブルは突然やってくる

私たちは日常の中である日突然不測の事態に陥ることがあります。
特に運転中にトラブルが起きてしまうと気をつけないと事故の原因となることが
ありますから瞬時に適切な判断が必要です。

そこで、もしもの時のためにトラブルが起きたらどのように
対処すれば良いのかを事前に知っておくことが重要です。
何も知らない状態より、知っている方が冷静になりやすいですし
正しい対処ができる可能性を増やすことができます。

車を運転するその前に…

車を運転するうえで、自賠責保険には必ず加入する必要がありますが、
自賠責保険だけで十分な補償が行われるわけではありません。事故の被害によっては、
民間の自動車保険などに加入して、万が一の際に備えておく必要があります。

とくに最近は、インターネットを通じて無料で見積もりを出したり、
サービスや補償内容を比較検討することが容易になっているため、
自分に最適な保険を選びやすくなっています。

エンジンがかからない

意外と多いのが出先で突然エンジンがかからなくなるということです。
キーをどれだけ回してもエンジンがかからないという場合には、まず
メーターパネルの照明がつくかどうかの確認から始めます。

もしも警告灯をはじめとしたパネルの照明が全くつかない場合には
バッテリーが外れているか完全に上がっているかということが考えられます。
バッテリーとケーブルが緩んでいる場合にはしっかりと締め直して
対処ができますが、バッテリーが上がっている場合には一人では対処できません。
近くに救援を頼める車が入れば助けてもらいますしいなければ
ロードサービスを呼ぶことになります。

メーターパネルの照明はつくけれどもエンジンがかからない場合には、
セルモーターの周り具合を確認します。弱かったり全く回らなかったりすれば
バッテリーが上がっている可能性が高いです。セルモーターが回るのにエンジンが
かからなければガソリンがない可能性が高く、ガソリンを買いに行くか
こちらもロードサービスを呼んで対処する必要があります。

運転中に警告灯がついたら

運転中にメーターパネルに警告灯がつくととても不安になります。
警告灯がついた場合、安全確認のためにまず路肩に車を止めましょう。
運転しながらメーターパネルの内容を確認するのは危険ですから、
落ち着くためにも安全確保のためにも一度車を止めることが望ましいです。

車を止めたら警告灯が何を示しているのか確認します。
わからなければ取扱説明書やインターネットで確認しましょう。

警告灯の種類は様々であり、エンジントラブルや充電関係、
ブレーキ関係だけでなく車によってはエアバックや
トラクションコントロールといった安全装置の不具合の警告灯もあります。
内容によっては運転に直結する内容もありますから、そういった部分での
不具合は無理に運転をするよりも状況確認のためにディーラーに電話をして
適切な判断を仰ぐことが望ましいです。

もしも、ウォッシャー液の残量不足やバルブのタマ切れのような走行に
直結しないものであれば注意して運転して修理工場やカー用品店、
ディーラーまで向かうこともできます。状況と場所によって
ベストな方法を判断して行動しましょう。