報・連・相を意識します!

仕事で重要な報・連・相

仕事の中では「ホウレンソウ」が重要と言われています。
このホウレンソウというのは漢字にすると報・連・相であり、報告・連絡・相談のことを意味します。

この報・連・相というのは社員はもちろんですが、アルバイトでも仕事をする中で重要なことです。
きちんと報・連・相を意識して仕事をしていないとトラブルの原因となることもあります。
工夫次第で職場の人間関係や信頼関係を作るものにもなりますから、ぜひ自分の仕事を振り返り、報・連・相を徹底することを意識しましょう。

正しい報・連・相をする

いつでも報告、連絡、相談をすれば良いわけではありません。
仕事を円滑に行うためには、きちんと適切な報・連・相をすることが重要です。

上司も忙しいですから常に報告を受けたり相談をしたりということができるわけではありません。
時間も限られていますから端的に必要な情報を伝えること、相手の仕事の状況に応じて伝えるタイミングを考えることも必要です。
ただ報・連・相をすれば良いのではなく、相手にわかりやすく短い時間でやり取りできるよう心がけることも重要になります。

せっかく報告をしたのに、相談をしたのに、叱られてしまったり後回しにされてしまったりした経験がある人もいます。
そのような人は伝え方が悪かったりタイミングが悪かったりすることが原因です。
どのように伝えれば相手に伝わりやすいのか、怒られてしまうようなことがないのかということを確認してきましょう。

報告の仕方の重要性

例えば、報告をするにあたっては端的に伝えることが重要ですが、ただ現状を伝えるだけでは意味がありません。
例えば、現場の状況がかなり忙しく納期までに仕事が間に合いそうにないというとき、ただ間に合いませんと伝えても上司にはどうすれば良いのかがわかりませんし、間に合わないと言われれば間に合わせろとしかいうことができないものです。
そこで、現状を伝え、遅れている理由とそれに対しての対策として自分の思い浮かぶ案を伝えることができれば上司も具体的な状況が理解できますし、対処をすることができます。

報告というのは現状を確認してただ事実を報告することが役割ではありません。
トラブルを回避するために現状を伝えることが報告の役割です。
そこで、トラブルが起きそうであるのか、順調かということを伝えるだけでなく、トラブルが起きそうであれば未然に防ぐためにどのような対処をすれば良いのかを伝えることが重要なのです。

例えば、小さな子供が目の前で遊んでいて危ないことが起きないように見ておけ、と言われてただ見ておく人はいません。
多くの人は子供が転びそうになったら手を伸ばしたり、危ないところに行こうとしたら声をかけたりという対処をします。
会社における報告というのは、これと同じことなのです。