運転中の眠気ってキケン

運転中の睡魔は危険

どれだけ気を張っていても運転をしていて突然眠くなってくるということはあるものです。
眠いと思ってしまうと、起きようと頑張ってもなかなか目が覚めないことが多くあります。

万が一そのまま眠ってしまえば居眠り運転となり周囲を巻き込む事故にもなりかねません。
そこで、運転中に眠気が起きたら適切な対応をすることが重要です。

もしも運転中に眠くなったら

もしも運転中に眠くなったら無理に運転することは避けましょう。
反射神経が鈍ってしまい判断に時間がかかったり、正しい行動を取れなかったりすることがあります。

眠くなった時の対処法には色々とありますから、自分に合ったものをとることが重要です。
方法によっては自分に合わず逆効果で眠くなってしまうこともあります。

例えば、眠くなったからといって仮眠を取る人がますがこれも寝方が重要です。
仮眠でありながら深く眠ってしまうと目覚めてから眠気が取れるまで時間がかかってしまいますし逆に眠さが続いてしまうことがあります。
基本的には仮眠は30分以内にすること、あまりに深い眠りにならないようシートを少し倒す程度で眠ることが望ましいです。

車で仮眠を取るときにはきちんと安全確保ができるよう場所を選ぶことも重要です。
起きてすぐに運転するのではなくしっかりと目を覚ますためにストレッチをすることが望ましいので、できれば車を降りて伸びができる場所であればなお良いです。

カフェイン摂取も効果的に眠気を覚ますことができます。
ただ、カフェインが効果を発揮するまでには15分ほどかかりますし、人によって体質も違います。
そこで、カフェインが効果のある人はカフェインを摂取する際には休憩場所で摂取し、それと合わせてストレッチを取ることも効果的です。

眠気を覚ますツボがあるため、そこを刺激するのも一つの方法です。
手には中衝(ちゅうしょう)や老宮(ろうきゅう)、合谷(ごうこく)などのツボがありますし、頭には風府(ふうふ)や百会(ひゃくえ)などのツボがあります。
これら以外にも足にあるツボもありますが、足のツボは自動車を止めてからの運転が必要です。

運転前に体調管理と対策を

運転をする前に眠くならないよう体調の確認をすること、運転時間やコースの確認をすることも重要です。
単調な道は眠気を呼びやすいですし、午前や昼食後、寝る2時間から4時間前は眠くなりやすい時間ですから運転時には気をつける必要があります。

また、少し体調が悪い場合に風邪薬を服用していたり、花粉症の薬を服用していたりすると運転中に眠くなってしまうこともあります。
運転中に眠くならないための予防として眠気防止のガムやカフェイン飲料も持ち込んでおくのも有効です。