間食におすすめの食材、効果
ダイエットの大敵とされているのが間食です。
特に意識をせずに生活をしていると、ちょっと小腹が空いたと言って手近にあるお菓子などに手を伸ばしてしまうことがあるでしょう。
しかし間食をすることで一日のカロリー量が大幅に増加してしまうことがよくあり、また「お腹が減った」という感覚を得にくくなってしまうことから、痩せにくい体質を作ることになってしまいますね。
その半面で間食そのものが完全に悪というわけではありません。
お腹が空きすぎてしまうと、血糖値が下がった状態になるので集中力が途切れがちになってしまい、仕事や勉強の効率が落ちてしまうことになります。
子供などは胃腸の大きさそのものが小さいので、間食をすることで適切にエネルギー補給ができるというメリットもあるのです。
間食がどうしてもやめられないという人は、まず間食として食べる食材について調べ、食生活に悪影響を与えないようにしていくということが大切になります。
間食として勧められる食材としては、少量で満腹感がありかつ血糖値を上げることができる干しいもなどがおすすめです。
つい食べすぎてしまうという人にあるのが早食いの傾向ですので、食べるときに噛みごたえがあり、何度も咀嚼をする食品にすることで、少ない量でも満腹感を感じられるでしょう。
全体的に間食ではスナックなどの加工食品ではなく、果物や野菜スティックなどそのままの素材として食べることができるものを選ぶようにしてください。
夜間の食べ過ぎによるデメリット
間食をするにしても、昼ごはんと夜ご飯の間に食べるおやつは実はそれほど悪いものではありません。
もちろんたっぷりのケーキやチョコレートなどはカロリー量が高すぎるので問題ですが、食べた後に活動をすることからエネルギー補給として役立つというメリットがあります。
一方で、よくない影響をおよぼす間食が夜食です。
特に寝る前に食べる習慣は非常に体によくないので、ものを食べるのは就寝の2時間前までにしておきましょう。
夜食がなぜ悪いかというと、まず肥満のもとになるからです。
就寝前の食事はその後エネルギーが消費されないままになることから、そのまま体重にすぐ反映されることになってしまいます。
実際に肥満体質の人の10~15%くらいは夜食を食べる習慣があるとされており、高い相関関係があることがわかっているのです。
ただし夕食を決まった時間に食べることができないような人の場合、お腹が空きすぎて眠れないということもあります。
そうした場合はできるだけ消化のよいおかゆやうどんなどを少しだけ食べるようにしていくことで、ほどよい夜食として体によい影響を与えることができます。