給油するタイミングはいつ?

給油

最近ガソリンが高騰していて、「まだ大丈夫」「もう少ししたら安くなるかもしれない」と思って給油をためらうことが少なくありません。
給油するのにベストなタイミングはあるのでしょうか。

ガソリンを入れるタイミング

WEBメディア「くるまのニュース」によると1/4程度まで減ったらが約50%という結果になりました。
実際、ガソリンを入れるのにどのくらい減ったらベストタイミングなのでしょうか。
その時々によって異なりますが、燃料タンクの半分または1/3に給油するのがよく、給油ランプが点灯してしまった場合はすぐに給油しましょう。
昨今では地域によって大きめの地震が発生することも。高速道路で渋滞にハマるとガス欠になる恐れもあります。
また、ガソリンスタンドの減少によって、すぐに給油できない場合もあるので、余裕が持てるように半分または1/3になったら給油する基準にして、こまめに満タンの状態にしましょう。

ガソリン満タンと燃費

ガソリンを満タンにすると重量が増えるので、半分くらいのガソリンで走れば燃費が良くなるのではと思うかもしれません。
フォルクスワーゲンのように海外メーカーによっては満タンを推奨していない場合もあります。
実際、どうなのかというと、ガソリン1リットルの重さは約750gなので、50リットルタンクのクルマの場合、満タンと半分で18.75kg。
幼稚園児1人ぶんくらいの差です。このくらいの重さだと燃費に与える影響はほとんどありません。
こまめにガソリンを入れるよりは、毎回満タンにしたほうが効率がよかったりします。

長期間給油しないのも問題

なるべく給油しないというのも問題です。
今の車は構造的にガソリンが空気に触れないようになっているため劣化しにくくなっていますが、ガソリンにはオクタン価を向上させるため添加剤が入っています。
この添加材がガソリンの劣化を進めている疑いがあるといわれているのです。
劣化したガソリンは始動性が悪くなり、吹き上げが鈍くなるので、パワーや燃費などの問題を引き起こします。
今のクルマは燃料ポンプが燃料タンクに内蔵されていて、周囲の燃料で冷却し稼働していますが、ガソリンがギリギリの状態だと燃料ポンプが冷却されず、寿命が短くなる恐れも。
さらにガソリンが少ない状態で保管しているとガソリンの劣化が早まってしまいます。
できるだけ、燃料タンクに半分以上のガソリンを入れるように維持し、月に1度は給油するのばベストです。