脇汗を止めたい

脇汗

季節関係なく出てくる脇汗。お気に入りの服が台無しになるのが嫌で、黒やネイビーといった暗めの服が多くなりがちです。
また、寒くなってきても暖房によって脇汗が出てくるので、常に注意しなければなりません。

脇汗が多いと感じる理由

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があります。
暑さや運動をしたとき、上昇した体温を下げるため汗をかきますが、この時の汗は主にエクリン腺から分泌されます。
エクリン腺は体全体にあるため、脇も汗をかきます。
緊張したときにも汗をかきますが、この場合、脇や手のひら、足の裏など限られた部位でエクリン腺とアポクリン腺から汗がでてきます。
このように脇にはこの2つの汗腺が共存することや乾きにくい部位のため、脇汗が多いと感じやすくなる理由です。

脇汗を止めるには

脇汗は誰にでも出るものですが、服に染みたり、においや黄ばみが気になります。
脇汗を止められるなら止めたいですが、どのような対策を取ればいいのでしょうか。

制汗剤を使う

脇汗を止める代表的な方法は制汗剤を使うことです。
制汗剤にはスプレーやロールオンタイプ、シートなどがあるので、活動シーンに合わせて選びましょう。
脇汗を止めるならロールオンタイプ、スティックタイプであらかじめ塗っておくといいでしょう。
シートタイプを肌に貼るタイプは、汗染みが目立ちやすい服に効果的です。

汗を吸い取るインナーを着る

脇に汗取りパットのついたキャミソール・タンクトップのインナーは、薄着になる時期に活躍します。
Tシャツタイプのインナーは、汗染みが特に気になる脇を全体的に覆ってくれるので、汗染みを徹底的に防ぎたいときにおすすめです。

病院へ相談してみる

発汗を抑制するボトックス注射や汗腺除去といった手術で汗を止める方法があります。
どうしても脇汗を止めたいなら病院へ相談するようにしましょう。

脇汗で洋服が黄ばんでしまったら

お気に入りの服が脇汗で黄ばんでしまったら、とても悲しいですよね。
黄ばみは衣類についた汗や皮脂汚れが酸化することで起こります。一度着た服は、早めに洗濯するようにしましょう。
もし、黄ばみがついてしまったら、普通の洗濯ではなかなか落ちません。
ぬるま湯に重曹を混ぜた重曹水でつけ置きするとキレイに落ちます。酸素系漂白剤につけ置きする方法もあります。

脇汗の対策は、制汗剤で汗を止める、すぐに洗濯して残さないことが大切です。自分のライフスタイルに合わせた対策を取りましょう。