警察にシートベルトで注意されました

シートベルト

母と買物の帰りに検問がありました。
特に何事もなく通過しようとしたところ、担当した警察官から一言あり、「後部座席でもシートベルトしてください」といわれました。
母は後部座席に乗っており、シートベルトをしていなかったようです。私もうっかりしていました。
口頭での注意だけで終わり、家路についたのです。

後部座席はシートベルトの着用義務がある

道路交通法に違反すると行政処分として点数制度があり、違反点数によって反則金が科せられます。
2008年6月1日から全席のシートベルト着用が義務づけられました。
高速道路で違反すると反則金はありませんが、違反点数1点がつけられます。
一方、一般道路の場合は口頭注意のみとなっています。
この全席シートベルト着用義務となった経緯には、2007年度の後部座席のシートベルト着用率が8.8%と非常に低かったためのようです。
実際、この道路交通法改正によって2020年度は一般道路で40.3%、高速道路だと75.8%と過去最高の数値となっています。

テレビアニメのちびまる子ちゃんで車に乗っているシーンは後部座席の人もしっかりシートベルトを着用しています。
時代背景的に着用義務はありませんが、小さい子どもが見るアニメということで、この点は現代にあわせているそうです。

後部座席のシートベルト非着用時の危険性

シートベルトの非着用は、交通事故時の死亡確率が高く、警察庁の調べによると着用時に比べて15.3倍にもなるそうです。
事故の際に車内で全身を強打したり、車外に放り出され全身を強打または後続車両にひかれたりと危険性が高まります。
これは後部座席でも同様で死亡者構成率が57.1%と高く、シートベルトは着用しなければいけません。

母は何となく知っていたようですが、遠くない距離だったので大丈夫と思っていたようです。
私も助手席なら「シートベルトして!」といいますが、後部座席にまで意識が回らなかったのは事実。
今後は距離に関係なく、シートベルトは全席着用と意識するようにします。