山口の旅

山口県の観光名所の魅力を紹介

山口県は中国地域の最西端に位置している古くからの港町です。
下関市豊北町は海峡を挟んですぐ向こうが北九州市という関係にあり、本州と九州をつなぐ「角島大橋」は全国的にも有名な絶景スポットとなっています。

角島大橋はしばしば自動車のCMやMVとしても使用されるドライブスポットでもあり、全長1700mにもおよぶ長い橋は、ちょうど山口県側からは坂を下ってまっすぐ海に伸びていく景色です。
橋から見える海の景色は非常に美しい色をしており、島の西側にある「門島灯台」からはそうした景色をじっくりと堪能できるようになっています。

もう一つ山口県を代表する景観が「元乃隅稲成神社」です。
こちらも美しい海を背景にしているということで共通しているものですが、稲荷神社ということで鳥居が設置されています。
険しい絶壁につけられた真っ赤な鳥居が、青い海とひときわ美しいコントラストを映し出しているのです。

見どころは鳥居が123基連なる形で作られている石段で、それらをくぐり抜けて歩くだけでも神聖なところに来たという気持ちになるでしょう。
この元乃隅稲成神社のある絶壁は「龍宮の潮吹」と言われるほど波打ち際に激しい飛沫が見られる特徴があり、こちらの絶景も一度は見ておきたい場所とされています。

裏参道には高さ5mの巨大稲荷があり、その天板付近にはお賽銭箱が設置されています。
投げ入れたときにうまく賽銭箱に入ると願いが叶うと言われているので、訪れた時にはぜひ運試しとしてやってみてくださいね。

山口観光の楽しさ

山口県の特徴は世界的な絶景スポットが多いことですが、もう一つ海の幸が豊富に食べることができるといううのも魅力ですね。

下関といえばふぐ料理が有名で、これはふぐの取扱量が日本一であることからもよくわかります。
ちなみに下関では「ふぐ」ではなく幸せを呼ぶということで「フク」と呼んでいます。

ふぐは非常に強い毒を持っていることから専門の調理師がいるお店でなければ取扱ができないことから、他の地域ではそう多く食べることはできません。
しかし山口県内にはふぐを取り扱うお店があちこちにあり、また非常にレベルが高く、定番のふぐ刺しの他、ふぐちりや唐揚げ、ヒレスープなどふぐのフルコースも注文できます。
絶景を求めて山口県を訪れるという人も多いですが、そこで地元料理を食べてそのおいしさにびっくりするということもよくあります。

他にもお酒や果物なの本当にたくさんのおいしいものがあるのが山口県なので、ぜひ訪れる時にはいろいろ街歩きをしながら試してみてもらいたいです。
おすすめなのが「ういろう」で、こちらはわらび粉や葛粉を使っているというところに特徴があります。