奈良の旅

奈良県の観光名所の魅力を紹介

関西方面に旅行をする時にちょっとした穴場となっているのが奈良県です。
関西旅行と言えば世界的に有名な京都観光が最もメジャーで、次いで大阪の市街地やUSJといったところを回るコースが一般的ですね。

奈良県は関西方面では比較的地味な印象がありますが、日本最古の都があった土地ということもあり、歴史好きな人にとってはたまらないスポットも数多くあります。
また大阪や京都からの交通アクセス環境も非常によいので、奈良メインでなくとも関西方面を巡る旅の一つとしても訪れるのも良いでしょう。

奈良県を代表する観光スポットとしては、東大寺や春日大社、奈良公園といったところがあります。
ちょっとマニアックなスポットもめぐりたいという人におすすめになるのが首切り地蔵や地獄谷石窟仏ですね。
歴史が深い土地ということもあって遺跡や自然風景から漂う雰囲気も奥深いものがあり、その土地に入っただけでなんとなく神聖な気分になるというような場所もあったりします。

観光地としてすっかり整備された京都や大阪と異なり、どことなく垢抜けないような素朴さを感じることができるのも奈良県の魅力と言えるかもしれません。

奈良県には大和野菜という地元ならではの野菜があることでもよく知られており、一見同じような料理でも珍しい内容になっていたりします。
細かいところから感じる歴史の深さがあるということこそが、奈良県を観光する最大の醍醐味と言えます。

奈良旅行をする楽しさ

奈良県を観光に行く人の多くは他の関西の名所も回るスケジュールをとっていることと思いますが、思い切ってならメインにすることを強くおすすめします。
というのも奈良県というのは有名な観光名所がある一方で、何気ないような場所にきらりと光る魅力があるという、穴場だらけの場所であるからです。
なので観光名所を回りつつ、ぶらぶらと街歩きをしてみることで、他の観光地にはない魅力を堪能できるでしょう。

おすすめのスポットとしては近鉄奈良駅からすぐにある「ひがしむき商店街」からの街歩きで、一見普通の商店街のようでありながら、東京下町のようなごみごみした印象が全くない、不思議な雰囲気をしています。
商店街からすぐのところに猿沢池という大きな池が突然目の前に出てくるので、その周辺を回ってみるとよい散歩コースになりますね。

この猿沢池の周囲には整備された歩道があるので、それに沿って歩くことで東大寺の五重塔など有名な建造物を眺めることが可能です。
奈良県のご当地グルメとしては先にも述べた大和野菜の精進料理などがありますが、他にも茶粥や柿の葉寿司、吉野葛、三輪そうめんなどたくさんのお店があります。